歴史ゲーム「三国志 中原の覇者」の魅力と思い出話

拙者大和国サムライと申します。この度徒然なるままにブログを書いてみることになりました。昔から歴史に興味があり好きなので、ブログ内容は歴史上の人物の紹介や逸話、歴史関係の映画・本・ドラマなどなどの感想を中心にする予定にしています。

 

で、初回のテーマは歴史ゲーム

1988年7月29日にナムコ(現バンダイナムコゲームス)から発売された「三国志 中原の覇者」の思い出話になります。

え、知らない……。

まあ、随分と昔のゲームですし。今じゃレトロですし。

 

ゲームの概要を簡単に説明すると、中国後漢三国時代を舞台にしたシミュレーションゲームで、プレイヤーは数ある群雄の中から一人を選択し中国大陸の統一を目指していくというもの。

 

拙者はソフト自体を所持していませんでしたが、友達から借りて夢中でプレイした思い出があります。なんといっても横山光輝作『三国志』が流行っていた時期で、武将の名前や物語も知っていたのが大きかったです。


領地数に応じた命令書を使いながら政治や人材育成、戦争を行っていくのですが、子供心にハマっていたのが捜索コマンド。武将が「では行ってまいります」と言って出かけて行くのですが、新しい武将や宝、金銭を発見してくるので、それが妙に楽しくて繰り返し派遣し続けていた記憶があります。

 

ゲームには関羽張飛趙雲といった三国志お馴染みの豪傑たちが登場します。彼らの力に物を言わせた遊びもでき、一騎討によって敵将を倒してまわるプレイも楽しいのですが、本作では知力が高い軍師系武将にもスポットが当てられており、土地の開発や計略によって活躍ができるようになっていました。(当たり前のように思えますが、武官と文官の活躍バランスが取れた歴史シミュレーションゲームはなかなかない)

 

特に計略には火計、水計、落石、十面埋伏といった多彩なものが用意されており、先述の張飛といえど瞬く間に兵力を失ってしまうなど、戦場を一変させることができ、遊びの幅がありました。また忠誠心の低い武将を戦場で寝返らせることができる籠絡などもあって、忠誠管理の点でも楽しかった思い出があります。

レトロゲームでありながら、内容だけを見れば完成されていた作品だったと感じています。シリーズ最終作品はプレイステーションポータブル(PSP)で発売された「中原の覇者 -三国将星伝-」になります。この作品についてもまたいずれ書くこともあるかも知れません。


今回は思い出の歴史ゲームについて書かせていただきました。最後まで読んでくださった方がいれば嬉しく、またありがたいと思います。

 

最後までスクロールして呼んでいただいた方に歴史ブログらしく歴史に関するクイズを一問出したいと思います。

問題
三国時代、魏王曹丕献帝から禅譲を受け魏を建国しました。魏は後に司馬一族によって簒奪されますが、それまでに何代続きましたか?

答えは次回のブログで発表します。